ワンクッション。女性向です。
大丈夫な方はスルスルスクロール!


















































【コレクション】



@ヘブンズ本社部長室

   カチャリ…と音を立て、扉が開く。


鴇 「やぁ、クァンヴァント、ちょっといいかな?」

   返事を聞く前からスタスタと部屋に入る鴇。

クァ「なんだ、悪いがお前の遊びに付き合っている暇は無い。何処かの誰かと違って忙しいんだ」

鴇 「あっはっは。何処かの誰かって誰だろうねー。まぁそれはさておき、用事は直ぐ済むから大丈夫だよ」

   クァンヴァント、溜息をつきながら

クァ「仕方無い。ならばとっとと用件を言うんだな。これから出かける用事があるんだ」

鴇 「あれ、そうなんだ?デートにでも行くのかなー?」

クァ「鴇、私は忙しい。無駄口を叩きに来ただけなら出かけるがいいか」

  …と、席を立とうとするクァンヴァント。
  鴇はその肩に手を置き、座り直させる。

鴇 「君は本当にせっかちだなぁ。分かったよ。 (深刻そうに)実はね……(突然軽い調子に戻って)と、言う程でも無いんだけどね(笑)この前のレコーダーを返して貰いに来ただけだよ。 ほら、直ぐ済む用事だろう?」

   ピクリと眉を寄せるクァンヴァント。
   が、直ぐに表情を戻し

クァ「あぁ、あの時のICレコーダーだな。確か捨てては無いから何処かに有るだろう」

   と、言いつつも(一応)無くさない様にと鍵のかかる引き出しに保管していたクァンヴァント。
   鍵を開け、取り出そうとするが…

クァ「ん?」

   何故か見付からないレコーダー。
   別の引き出しも開け探すが一向に見付からない。

クァ「鴇、すまないが今は見付からない様だ。また後日探しておく。どうせ仕事で使う訳でもあるまい」

   あくまでも尊大に謝るクァンヴァントである。
   しかし鴇はしめたとばかりにクァンヴァントに詰め寄る。

鴇 「酷いなぁ、僕だって真面目にお仕事してるんだよ。 まさか無くしちゃったんじゃ無いよねぇ?」

クァ「だからすまんと言っている。どうしても仕事に必要なら備品を貸してやるから今は…」

   …と、鴇はにやりと笑いながらクァンヴァントの唇に指を置き黙らせる。
   そして耳元で囁いた。

鴇 「確かに代わりが無い訳じゃ無いけど…直ぐ返して貰えないなら延滞料金でも払って貰おうかな…?」

クァ「なっ…別に私が借りた訳では…」

鴇 「やだなぁ、冗談だよ。君と僕の中だからね。 身体で払ってくれればイイよ」

   ふいに鴇に唇を塞がれ、言葉の途切れるクァンヴァント。

クァ「んん…ん…ぁ…」

鴇 「相変わらずイイ声出してくれちゃって♪ 困ったなぁ…そんな声で誘われたら…」

   (微かにクァンヴァントの吐息?)

鴇 「止められないなぁ…(内心…最初から止める気無いけどね♪)」

   唇だけでは飽き足らず、髪をかきあげて耳たぶを甘噛みし、首筋に指を這わせる。

クァ「と…鴇、止め…」

   鴇はにやにやと笑いながら愛撫を続け、次第に釦に手をかけ始める。

クァ「は…ぁ……や…止め……此処を何処だ…と……」

鴇 「ん〜?ココ〜?君の部屋だねぇ。大丈夫だよ、鍵はかかってるから(にっこり) ただ…声出すと流石に聞こえちゃうかもねぇ♪」

クァ「そ…いう問だ……無く……くっ…はぁ……」

鴇 「あぁ、これから出かけるんだっけ? じゃあ早めに終わらせないとね♪ それとも出かけられる?このままでも」

クァ「煩…い……とっとと…出て…け……」

鴇 「ちぇー、強情だねぇ。たまには甘い台詞で誘ってよ(止める気ゼロ)」

   鴇はクァンヴァントへの愛撫を止めない。
   クァンヴァントは喘ぎながらも「止めろ」「出てけ」と譫言の様に切れ切れに呟いている。
   しかし意識は半分トんでいて、瞳は潤み、抵抗も全く出来ていない。

鴇 「まぁ遊びはこの位にしてあげるよ。そろそろ我慢出来ないでしょう?」



   (略←てか誰か考えて下さい/笑)



クァ「ぅあ…ぁ……ぅくっ……ぁ…はぁ…はぁ……」

   力が入らず、ドサリ、と椅子に凭れかかるクァンヴァント。
   鴇は飄々とした表情のまま、クァンヴァントの汗を拭い、釦を留め、服の乱れを直している。

鴇 「相変わらず可愛かったね♪ 延滞料金も貰った事だし、僕は部屋に戻るよ。君も出かけなきゃいけないしね。 まぁ…レコーダーはまた探しておいてよ(見付からないとは思うけど)」

クァ「鴇、覚えていろ…」

鴇 「君のその台詞、何回聞いたかな? あははっ、じゃあ、お邪魔したねっ☆」

   鴇、来た時と同じ様に、笑顔のままスタスタと部屋から出ていく。
   扉の閉まる音。
   と、共に、何かが叩きつけられた様な、或いは小さな破裂音の様な音が扉の向こう(部長室の中)から聞こえる。



@鴇の部屋

   ヘッドフォンを付け、妖しい笑みを浮かべ呟く鴇。


鴇 「ふふっ、またコレクションが増えたなぁ♪ さて、ダビングも終わった事だし、彼が帰ってくる前にレコーダー置いてくるかな。何処に隠しとこうかなぁ… あ、ついでだから新しく手に入れたカメラも何処かに仕掛けとくかなぁ……(クスクス)」



ナレ「(小声で)あの、それって犯罪…ですよね?鴇さん…」

鴇 「聞こえてるよー」

ナレ「あ…ι」



END




佑月さん、MLにて大公開大感謝です(笑)
そして裏ヘヴンズに掲載することを快く承諾してくださってありがとうございました!
いや、ホントに妄想はいつでもどこでも大歓迎ですから♪
怒るわけないじゃないですか!!(笑)
次回も楽しみにしていますね?(ぇ)

ちなみにシナリオのシチュについての解説なんですが、ICレコーダー云々というのは、ヘヴンズリンクwebドラマのCM編シナリオでのお話です。
※2005年6月現在、まだCMのほうは発表されていませんが、製作進行中でございます。